目元 乾燥 ワセリン

目元の乾燥がひどい!ワセリンを塗っているけど効果がないのは何故?

目元の乾燥がひどくてワセリンを塗っているのに、全然乾燥がなくならないと悩んでいる女性も多いという事を聞いた事があります。そこで今回は、目元にワセリンを塗っているのに何故、目元の乾燥が解消されないかについてみていきましょう。

 

ワセリンにはこんな効果があった!

 

知っている方も多いかもしれませんが、まずはワセリンが皮膚に対してどんな効果があるのかをおさらいしておきましょう。ワセリンは、皮膚の乾燥によって起こる症状を緩和する働きがあります。どういう仕組みで皮膚をまもっていくかと言いますと、皮膚の上に油性の保護膜を作ります。

 

 

保護膜によって、皮膚の乾燥によって固くなった角質層を柔らかくします。また同時に水、空気、その他の外部刺激からお肌を守る働きがあります。ワセリンが効果を発揮するのは、肌の乾燥から生じる痒み、粉ふき、ひび割れ、手荒れ、唇の割れ、そして目元の小じわにも効果を発揮します。

 

 

これを見ても分かるようにワセリンには目元の小じわを解消する働きが確かにあるんです。次にワセリンが皮膚を守る仕組みを見ていきましょう。

 

 

ワセリンが皮膚を守る仕組みはコレだった!

 

例えば、アイクリームなどの化粧品のクリームは、目元に塗ると角質層に浸透して効果を発揮していきます。しかし、ワセリンは角質層まで浸透する浸透力はありません。皮膚の表面に留まって角質層が作ったバリア機能の保護をしてくれます。バリア機能は元々お肌に備わっている外部からの刺激に対して、お肌を守る機能です。

 

 

どのような外部刺激があるかと言いますと、空気上に漂うゴミ、埃、春になると飛んでくる花粉、空気上に含まれている化学物質等から皮膚を保護してくれるのです。皮膚の表面にある角質層と、その下の層にある表皮が一体となって、お肌の外的である異物の侵入を防いでくれているんです。

 

 

ただ皮膚のバリア機能は色々な条件によって強くなったり弱くなったりします。体の新陳代謝が上手くいっていないと肌のバリア機能も上手く機能しなくなっています。ですから、ワセリンそのものは目元に塗ることによってバリア機能を強化してくれます。しかし、ワセリンを塗っているのに目元の小じわが解消されないというのは、使い方に間違いがあったり、誤った使い方をしている可能性もあるんです。

 

 

ワセリンの使い方を間違えると、お肌の潤いを取り戻すどころか、乾燥がさらに悪化してしまう事もあります。乾燥を今以上に悪化させないためにも、目の周りの小じわを解消させる為にワセリンを使う場合の注意点を詳しく紹介していきます。

 

ワセリンの正しい使い方はコレ

 

キレイな手で出す・塗る

 

ワセリンはチューブタイプと容器タイプがありますが、容器タイプの場合は綿棒を使って出す事をオススメします。指先には雑菌がいっぱい付着しています。その雑菌がいっぱい付いた指で直接容器に指をいれると容器の中に雑菌が入ってしまうんです。

 

 

容器の中に雑菌が入ったワセリンを目の周りに使うことで肌荒れしたり、ニキビが出来る事もあります。綿棒を使う場合は、その都度新しい綿棒を使うようにして下さい。ワセリンを目の周りの乾燥部分に塗る時は、手を事前に洗って必ずキレイな手で塗るようにして下さいね。

 

 

丁寧にやさしく塗る

 

ご存知の方も多いと思いますが、目の周りの皮膚はとても柔らかくデリケートな部分です。目の周りの皮膚はとてもデリケートで弱い部分です。指先に力を入れてマッサージしたり、強い力で目の周りにワセリンを伸ばし皮膚を引っ張ってしまうと、肌に負担がかかりシワになります。

 

 

目の周りの乾燥を防ぐ為にワセリンを塗る時は、やさしくなでるように塗って下さいね。ワセリンは普通のクリームと比べると少し伸ばしづらく、重たいテクスチャーです。ですから、どうしても指先に力が入ってしまいがちです。どうしても力のセーブが出来ない場合は、化粧水を混ぜるなどして伸びを良くしてから塗るのも一つの方法です。

 

 

たくさんの量を塗らないで、量は少なめにする

 

たまにワセリンを大量に塗って目の周りの乾燥を防ごうとする人がいますが、これはオススメ出来ません。ワセリンには保湿効果もあり、水分の蒸発を抑える作用があります。ですが、もともと皮膚には程よく水分を蒸発させる機能があり、ワセリンを大量に塗り皮膚にフタをしてしまうと、皮膚の中から必要な水分が無くなってしまうのです。

 

 

その結果、皮膚の中から乾燥が進み目の周りの乾燥が悪化してしまいます。目の周りに塗るときは、大量に塗り過ぎず適量を心掛けましょう。

 

 

目元にニキビなど肌トラブルを起こしている場合は、ワセリンを塗らない

 

これも当たり前と言えば当たり前なのですが、目元にニキビが出来ている場合はワセリンを使わない方が賢明です。ニキビの原因菌であるアクネ菌は空気が触れない場所好みますので、ワセリンでニキビを覆ってしまうとニキビが悪化する場合があり、さらに肌トラブルが進む場合があります。

 

 

ここまでがワセリンを目元に塗る場合の注意点です。次にワセリンを塗ってお肌の潤いをアップさせる方法についてお伝えしていきます。

 

 

うるおい効果をアップさせる方法

 

ワセリンのうるおい効果を高めて目の周りの乾燥を防ぎたいなら、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、ヘパリン類似物質が含まれている化粧品を併用します。これらの成分は肌の角質層の水分量を増やし、バリア機能を向上させる働きがあります。当サイトでオススメしているラ・ミューテ美肌セットなどは最適な化粧品だと言えます。

 

 

ただ、ラ・ミューテ美肌セットを使う場合は、それ単体だけでも十分に効果は期待出来ます。また、ワセリンと併用して使うことによって、せっかくのローズの香りを楽しむことが出来ないという弊害も出て来ます。この辺りについては個人の好みによって使い分ける事が大切ではないかと思います。