知っておきたい乾燥肌になる原因|20代後半から行いたいエイジングケア
乾燥肌は皮脂分泌量の低下、角質細胞の中の脂質などの減少により角質の水分含有量が低下している状態です。
皮膚に含まれている水分は、汗をかくことにより減少します。そして水分の補給は体の内側からの補給あるいは大気中の水分により供給されます。
それと共に皮膚の保湿というものは、皮脂や角質の
細胞の中にある脂質によって保たれています。
乾燥肌の特徴としては、皮膚の表面に潤いが
ないことや皮膚の表面が硬く柔軟性がないことが挙げられます。
乾燥肌の皮膚は表面のうるおいがなく、
柔軟性がなくなりもろくなっています。
年齢、体質、気候、環境やライフスタイルなどの
要因が関係しています。
また腎不全・粘液水腫(すいしゅ)・栄養障害、
ビタミンA欠乏症など全身の病気から生じることもあります。
ネイルリムーバーに含まれるアセトンなどの脂溶性溶剤の
接触で過剰な脱脂と角質細胞間脂質の破壊が
生じることもあります。
遺伝的に角質細胞間脂質の一種セラミドが少ない
アトピー性皮膚炎や角化異常を生じる魚鱗癬も
乾燥肌を生じる原因のひとつです。
乾燥肌の原因やバリア機能が低下するメカニズムは複雑ですがそのメカニズムを知る事によって正しいスキンケアをする事が可能になります。
とにかく乾燥肌のスキンケアは保湿が90%以上と
考えてオッケーです。
乾燥を防ぐために、しっかり保湿し、長時間保湿を保つことが出来るように工夫していきましょう。